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圧倒的な柴犬愛でつくられた雑誌『柴犬ライフ・春号』のダイジェストや見どころを編集長から。

発売ホヤホヤ『柴犬ライフ』春号は愛犬の介護や皮膚病について、それに保護犬に関する正しい理解などなど、もっと愛柴と幸せに暮らすためのコンテンツが盛りだくさん。そこにアインシュタインのお二人が最高のグラビアで登場したり、新型コロナウイルスにより中止となってしまったイベントのフォロー投稿企画が盛り上がったりと、なんともエネルギッシュかつバラエティ豊かな柴犬マガジンができました!

…というわけで、
「よっ! 待ってました!」という素敵なファンの方、
「『柴犬ライフ』って何なの?」という、はじめましての方、 
そんな柴犬を愛するみなさまに誌面内容をチラ見せしながら、その想いなんかをお伝えしちゃいます。ぜひご一読ください❢


柴犬のことを考えはじめると、自分自身を見つめることになる。
「あなたはどうしたいの?」
いつもそんなふうに、愛する柴犬に言われている気がする。
そうだな、きみと笑って暮らす、というのはどうだろう。
そのためにはきみのことをもっと知らなくちゃいけない。
柴犬とはどんな犬か。 そして柴らしさを超える個性とはなにか。
ついつ
いマジメになっちゃうけど、 すべてはきみと笑って暮らすためだもの。
これは、好奇心旺盛でわがままな私たちと、 さらにその上をいく柴犬の特集です。

予約開始と同時にamazon「ペット」カテゴリ1位になった唯我独尊系DOGマガジン『柴犬ライフ』の春号発売を祝して、本誌編集長から見どころやダイジェスト、それに大盤振る舞いの全文公開をお届けしちゃいます!

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今回の特集は「柴犬と笑おう!」
個性派ドッグトレーナーたちの対談『柴犬放談』は、歯に衣着せぬ遠慮なしの放談ぶり。柴犬という犬種の特性と、さらにその先にある「個性」について語っています。これ、必読ですよ。

さらにはSNSで大人気、思わず笑っちゃう『SNS柴さんと笑おう』や、愛してやまない柴犬さんたちの『柴犬分解』。重箱のスミ的・柴犬パーツのかわいさをつつきまくります。

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『愛柴レシピ』は超簡単手作り食レシピをレクチャー。麺とかって、意外に使えるんですよね。これならぜんぜん負担になりません。
『柴犬の皮膚疾患』
は柴犬の弱点の皮膚疾患のことを専門医にきいてきました。きちんと治して笑顔になりましょうね。
『困った子ちゃんと笑おう!』では、問題ありの柴さんたちをトレーニングしてきたドッグトレーナーに語っていただきました。まさに最前線の柴犬語りです。

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さらに、特別編集「保護柴と未来へ」
「かわいそうだから、という理由で保護犬を迎えないでほしい」
多くの保護団体のみなさんから聞いた言葉。今回は保護犬を迎えたすてきなご家族のお話を中心に、未来志向の「保護柴」特集をお送りします。

「介護は愛だ、愛なのだ」では、認知症対策、清潔を保つケア、自宅介護、そして老犬ホーム。介護に関する具体的なノウハウをプロフェッショナルにレクチャーしていただきました。柴犬は日本一の長寿犬。愛柴に愛を。

「読者投稿愛柴まつり」もあります。
実は2月に開催予定だった「あつまれ! 柴犬」は新型コロナウィルスの影響により中止に…。
でも、そこで負けていられないのが柴パワー。予定していた撮影会のかわりに投稿写真を大募集しちゃいました。

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そして、今回の目玉はなんといっても大人気お笑いコンビ「アインシュタイン」の登場!
柴フリークとしてweb『Shiba-inu LIFE』に出演していただきましたが、満を持して雑誌版にもぶちぬきグラビアでご登場!
しかも「保護柴」のことについて語ってもらっています。何というレアケース…!

さてさて、それでは今回も最後に全文公開といきましょう。
先ほどご紹介した『困った子ちゃんと笑おう!』を特別に掲載します。
話し手は「UG DOGS アトラスタワー中目黒店」店長の高橋信行さん。ぜひじっくり読んでみてくださいね。

すばらしき柴犬ライフをあなたに。

【全文公開】困った子ちゃんと笑おう!

●柴犬の相談が多いのはなぜ?

私が店長を務める「UG DOGS アトラスタワー中目黒店」は、ペットサロンやペットホテルも併設するペットショップですが、オープンから8年近くになる今ではトレーニングがメインになりました。愛犬との暮らしに悩む全国のお客様からご連絡をいただき、まずは愛犬を連れての対面カウンセリングを行います。遠方のお客様であれば電話カウンセリングにさせていただく場合も。そのようにしてご相談を受ける件数は、年間で500~600件にものぼります。
その中でも、お問い合わせの割合が多いのが柴犬です。子犬であれば、甘噛みやお散歩での拾い食い。成犬であれば本気の噛み付きなどにお悩みのお客様が多いようです。
柴犬と言えば、昔から日本人には馴染みがあり、親しみやすい犬種です。
「犬といえば柴犬、日本犬だ」
「うちは代々柴犬しか飼わない」
そんな風に、何十年も日本犬を番犬として飼っていらっしゃる柴犬・日本犬ラバーの方も少なくないですね。そんな身近な柴犬なのに、どうしてこんなにお悩みの方が多いのでしょう?

●「豆柴」も立派な柴犬です

個人的な見解ですが、ひとつの要因として、SNSやテレビ番組やコマーシャルで取り上げられる機会が多いことがあげられると思います。それらを通して無意識に「大人しく、ほのぼのとしたイメージ」を抱いている方が多いのではないでしょうか。それから、通常の柴犬よりも小さい「豆柴」と呼ばれるサイズの柴犬が増えてきたこともあるでしょう。
「柴犬は大きくて飼えないかもしれないけれど、小さい豆柴なら飼えるかも?」
そう考えて飼い始める方も多いのかなと、カウンセリングをしていて感じます。「豆柴」という犬種は、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)で認定されているわけではありません(独自で血統書を発行しているところもありますが、ここでは割愛させていただきます)。「豆柴」という呼び方は、あくまで俗称。彼らはれっきとした柴犬なのです。

●大人しい子犬……のはずが

しかし、一部のペットショップで「体が小さいので、お散歩はいりません。せいぜい週に2~3回で大丈夫ですよ」という説明を受け、それを信じて飼い始めた方は次第に困惑します。最初は大人しい子犬だったのに、ケージから出すと「キャキャキャ」と独特の興奮した声を発しながら噛み付いてきて、抱っこはおろか、顔も撫でられない。ひどいケースだと、柴犬のとがった乳歯でお客様の手がザクザクの傷だらけになってしまうこともあります。
そこから「こんなはずじゃなかった!」と慌てて本やネットで調べ、トレーナーや獣医に相談しますが、子犬を押さえ込んでみたり口の中に手を突っ込んでみたりしても逆効果。良くなるどころか、火に油を注いだかのように激怒させ、悪化させてしまうことも多いのです。
そのように困り果てた末、私の書いたブログに辿り着き、当店のカウンセリングに来てくださったというお客様はたくさんいます。

●DNAが狼に一番近い犬

では、なぜ柴犬はそんなにも噛むのでしょう。リーダーになろうとしている? 飼い主が舐められている? 私は一概にそうは思いません。
私はお客様に、まず柴犬という犬種の特性をお話しします。彼らは元々、山間部で猟犬をしていました。それから軒先に鎖で繋がれ、一家を守る番犬として重宝されるように。今のように警備会社などがない時代です。家族以外の人間を警戒し、時には配達に来た郵便屋さんや酒屋さんにも噛み付こうとする。昔はそんな話をよく聞きました。昔と言っても、つい20年ほど前の話です。そんな光景が日本中にあったことを覚えている方も多いでしょう。
時代は変わり、今でも外飼いの柴犬はいますが、お家の中で暮らしているご家庭も非常に増えました。番犬からペットに、そして今では家族と呼ばれるまでになりました。
柴犬や日本犬は、DNAが狼に一番近い犬とも言われています。それは家の中に入った今も変わっていません。野性味が強い柴犬、猟犬の様にタフで攻撃性が強い柴犬は、今の時代にもいるのです。

●体罰なんてしたくないのに

甘噛みに悩む飼い主さんというのは、柴犬が外で繋がれていた時代にはいなかったように思います。肉屋から骨をもらって噛ませたりして、子犬はいつの間にか乳歯から永久歯に生え変わり、うっかり甘噛みをしようものなら昔のゲンコツ親父に叱られました。
犬は犬。そういう明確な線引きがある時代だったのです。
しかし現在はパートナーとして過ごすようになり、昔は気がつかなかったこと、見えていなかったことに直面するようになりました。柴犬は変わっていないのに。
そこで慌ててしつけのやり方を探しても、なぜか柴犬だけは鉄拳制裁のリーダー論ばかり。体罰重視のトレーニングが採用されやすく、今の優しい飼い主さんたちは、やりたくもないのに愛犬を押さえ込んだり、戦ったりしています。
もちろん、時には叱ることも大切なことです。でも私はまず「なぜ噛むのか?」を考えます。「噛むから悪い子犬」ではないのです。

●噛む子たちの背景にあるもの

彼らと向き合う中で見えてくるのは、人間の都合で早くから親や兄弟と離される、子犬たちの孤独な環境です。そこからやっと出られても、新しいお家には犬がいないことがほとんどでしょう。
本来であれば兄弟で遊び、噛んで噛まれて、飛びかかって、飛びかかられて。調子に乗りすぎたときは母犬に叱られたりと、子犬は犬たちの中で様々なものを学び、成長していきます。しかし大抵の場合、新しいお家に仲間である犬はいません。
犬のおもちゃなどがあっても、体温があって柔らかい人の手や足を、子犬はどうしても噛みたくなります。大好きな家族の匂いがついた靴下や家具も、カミカミしたくなります。どれも子犬にとってはごく自然なこと。しかし「子犬はちょこんと座ってヨチヨチ歩きをするもの」と思い込んでる飼い主さんは、子犬のそんな行動に驚き、焦りだします。
そこから叱ってみたり、大きな音が出るペットボトルを投げてみたり、口の中に拳を突っ込んでみたり……。試行錯誤しても良くなるどころか、ますます険悪な雰囲気になってしまう。そんな子たちと飼い主さんが、当店には毎週のようにいらっしゃいます。

●柴犬の飼い主になるために

そういうお客様がいらっしゃったとき、私はまず、お客様と子犬を一旦離します。
子犬にも言い分があります。柴犬の子犬はとっても不器用。絶叫をともなう遊びもするので驚かれることもありますが、それが柴犬です。そうやって遊ぶのが、子犬の仕事なのです。仲間の犬がいないから、飼い主さんを相手にやっているだけだったりするんですね。
もちろん、溺愛してベタベタしすぎたことが原因で噛んでしまう柴犬もたくさんいるので、そのあたりも詳しくカウンセリングで聞き取り、説明します。
柴犬は愛玩犬ではありません。豆柴と呼ばれても、強い子は立派なファイターです。
当店ではカウンセリングの後、1週間程度お預かりして〝社会化お泊り〟を行います。これは柴犬だけでなく、飼い主さんにとっても〝柴犬の飼い主になるための勉強期間〟なのかもしれません(笑)。柴犬を飼うことを甘く考えていたお客様はそこで反省され、「こいつは俺を舐めてるんだ!」と押さえ込んでいたお客様は「そういうことだったのか」と納得されます。
柴犬と一口に言っても性格は様々。お客様のご家庭や環境によっても、アドバイスは多岐に渡ります。個人的には、赤柴と黒柴でも育て方に違いがあると感じています。
シンプルだけど、奥深い犬。それが柴犬です。

●〝困った子ちゃん〟も家族に

残念ながら柴犬を誤解している方はたくさんいます。しっかりトレーニングしたほうがいい柴犬に対して、おやつばかりに頼ったトレーニングを行い、生後6カ月くらいでおやつが効かなくなって制御不能になるケース。繊細で敏感なだけなのに「反抗している!」と必要以上に叱られ、ひねくれてしまうケース。
柴犬は洋犬のように表情豊かではない分、誤解されやすい犬種でもあります。柴犬のトレーニングは経験豊かなプロに任せるべきだと、私は思います。
最近の柴犬のお客様で特に印象的だったのは、香川県から通ってくれた赤柴のこまめくんと、兵庫県の淡路島から通ってくれた黒柴のホープくん。どちらのお客様も電話カウンセリングでは「飼いきれないかもしれません……」とおっしゃるほど、落ち込んでいらっしゃいました。
それでも、どちらのお客様も「どうにかしたい! 一緒に暮らしたい!」という強い気持ちをお持ちでした。「それなら私に任せてください」とお話しして、遠くから何度も通っていただきました。
子犬の頃はお客様を散々泣かせていた〝困った子ちゃん〟たち。ですが、1歳を超えた今では、笑顔でお客様と暮らしています。
もちろん、まだまだやんちゃです。でも最初の頃のような、突然何をするかわからない、意味不明な悪魔のような存在ではなくなりました。お客様の大切な家族になったのです。どちらのお客様にも、柴犬をきちんと理解すること、ご自分の理想を押し付けすぎないことを、今もお伝えし続けています。

●今も昔も、柴犬は柴犬

柴犬の中には、神経質でトレーニングが難しい犬もいます。薬を処方されるケースも増えています。しかし個人的には、やはり柴犬の特性とその子に合った接し方、トレーニングを行えば、生後4~6カ月の間であれば改善できることがほとんどだと感じます。
しかし、成犬になってからではかなり難しいです。昔でいう〝番犬〟に仕上がった柴犬に、「番犬を辞めてくれ」とお願いするようなものですから。
今も昔も、柴犬は変わっていません。飼い主さんに一途で、信念を曲げず、男の子は武士や侍、女の子はちょっとお転婆な大和撫子。他の犬種にはない魅力がそこにはあります。
ぱっと見は〝困った子ちゃん〟に見えても、本当はいいやつだったりする子が、柴犬には多いのかもしれません。


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