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知っておきたい「暮らしのマナー」  新築・新居祝いの作法 編

雑誌『一個人』編集部です。
常日頃はしきたりを意識しなくても、年末年始には寺社仏閣に足を運び、新年の多幸をお祈りする、という人は多いですね。
新年のお祈りが済んでそれで終わり、1年を運だけで乗り切ろう!というのも悪くはありませんが、やはり幸運というのは日々の生活での行い、所作で舞い込んでくるものではないか、とも思います。
いずれにしてもダブルでできれば心強いですね。

「日本人なら知っておきたい『暮らしのマナー』」これから春にかけて引っ越しが多くなる時期でもありますので、「新築・新居祝いの作法」をピックアップしてお届けします!

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新居のお披露目に招かれた時に贈るのが新築・新居祝い。
火事を連想させる物はNGなので、贈る際には注意が必要だ。

[適している品物]
あっても困らなかったり、縁起が良かった
りするなど、贈られたら嬉しい物。

もらって困らない

もらって困らない物
キッチン用品やバス用品などの日用品はあっても困らないので、お祝いの定番だ。また、花びんや重箱などの入れ物、観葉植物は縁起がいいとされている。ワインやシャンパンなども喜ばれる。


ご祝儀

お金、カタログギフト等
家を新築すると何かと入用なので、現金や商品券を贈ると喜ばれる。また、相手が自分の好みで商品を選べるカタログギフトも、好まれるお祝いだ。金額的には5000~2万円が相場。



[NGな品物]
不吉なことを連想させる物は避ける。
新築・新居祝いでは、火事を連想させる物。

火を連想

火を連想させる物
灰皿やライター、キャンドルなど、火を使う物は火事につな
がるので、NGなのは言うまでもないが、火を連想させる赤
い色の物も避けるべきとされている。

好みがわかれる

好みが分かれる物
新築した家は、住む人がインテリアにこだわっていることが
ほとんど。家具や掛け軸などは、住む人の好みや雰囲気
に合っているかなどに左右されるので、避けたほうが無難。


喜ばれるのは現金や実用品
縁起の悪い物は避ける

 新築祝いは、親戚や友人・知人が家を新築し、そのお披露目に招かれた際に贈るもの。マンションを購入した場合は新居祝いだ。そのほか、改築や増築などの際にも、招待されたらお祝いを贈る。
 お祝いは新築披露の当日に持参するか、前日までに送っておくようにするのが基本。家の新築や新居への引越しは何かと出費がかさむので、お祝いには現金や商品券を贈ると喜ばれる。また、新生活にあったら嬉しい実用品や
家電なども、新築祝いの定番。縁起がいいとされる品物もお祝いに適している。ただ、気をつけたいのが新築祝いの予算。高価すぎるお祝いを贈ると、逆に相手に気を遣わせてしまい、お返しをもらうことにもなりかねないので注意が必要だ。
 反対に贈るべきでないのが、縁起の悪い品物。特に新居祝いでは、火を使う物や赤い色の物など、火事を連想させる物はNGだ。また、上司など目上の人へのお祝いには、マットやスリッパなども避けるべきとされている。踏みつけて使うものなので、「あなたを踏み台にします」という意味になるからだ。一方、絵画や壁飾りなどは、柱や壁に穴を開けないと使えないものも多
いので、新築祝いではあまり歓迎されない。

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いかがですか?
キャンドルがNGだったとは、意外でした。素敵なキャンドルならインテリアにもなるし、私だったらもらってうれしいんですけど。
心がこもっていれば良いと思ってしまいがちですが、マナーの観点からするとNGなのですね。
マナーを知っている人には喜ばれないものもあるということ。
せっかくお祝いの気持ちで送るものですし、どんな人にも喜んでもらいたいですね。

面倒臭いと思いがちですが、「マナーとは他人への思いやりを表現すること」だそうです。いきなり完ぺきに、とはいかないですが少しづつでもブラッシュアップしていきたいものです。


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