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【 ♯無料公開】『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』著/みっこ④  ーおすすめ花火鑑賞スポットー

子供はもちろん大人が夢中になれる夢の国・ディズニーシー。世界初、「海」をテーマにしたディズニーパークとして誕生し、今年9月には18周年を迎えます。ディズニーシー・マニアのみっこさんが、十数年間にパークに通って集めた、細かな雑学や効率的な楽しみ方、意外に知られていないテクニックやトリビアが詰め込まれた本『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』を、今日から特別掲載(無料公開)していきます。「ワンランク上のディズニーシー」の楽しみ方を発見してください!
※本書の内容は2016年4月15日現在の情報をもとに構成しています。また、この内容は筆者独自の取材や見解に基づくものであり、公式のものではありませんのでご了承ください。
【隔日18:00に更新】

おすすめ花火鑑賞スポット

真夏に開催されないこともある

 パークの夜空を彩る花火は、誰でも平等に楽しめるプログラムのひとつ。クリスマスやハロウィーンなどの季節のイベントに合わせて、プログラムの名称やBGMが変わったりします。季節ごとに花火の色合いや形が変化するのも、見どころです。
 ほぼ一年を通じて開催されていますが、近年は風向きの関係から、真夏の時期は開催されないことがあります。夏の風物詩である花火ですが、見られないこともあるのでご注意を。また、冬の閑散期の平日などゲストが少なくなる時期は、週末のみの限定開催になる場合もあります。

どこでも見えるランド、見えない場所が多いシー

「ディズニーランドの花火」といえば、シンデレラ城の背後に打ち上がるシーンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ランドでは高い障害物が少ないので、広範囲で花火を鑑賞できます。
 しかし、シーの場合そうはいきません。高低差があり、建造物が多いため、音は聞こえるのに、肝心の花火が見えないことがあります。

シーで花火が見えにくい場所

・ミラコスタ周辺(ミッキー広場前から「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」前付近)
・アメリカンウォーターフロント(建物が多い)
・マーメイドラグーンの海底エリア(完全屋内)
・ミステリアスアイランドの北側(ヴォルケイニア・レストラン周辺)や洞窟内
・ケープコッドにある「ケープコッド・クックオフ」周辺
・ポートディスカバリーにある「ホライズンベイ・レストラン」周辺

周りに障害物があっても、わずかに移動すればすぐに花火を確認できるランドに対し、シーの場合は、かなり移動しないと見えないケースが多いです。花火を見たいなら、開始時刻前後はこれらの場所から離れましょう。
 「ハーバーの南側」付近であれば、ほぼどのあたりからも見えますので、リドアイルや、ポンテ・ヴェッキオ橋の近くにいれば問題ないと思います。

小さな子ども連れでも楽しめる場所&方法

悪天候でも問題なし!

 小さなお子さんがいる場合、一番安心して楽しめるエリアがマーメイドラグーン。
 屋外エリアにある小型ジェットコースターの「フランダーのフライングフィッシュコースター」は、3歳以上が対象ですが、ライド(乗り物)にひとりで座ることができれば乗ることができます。
 また、地下部分にあたる「アンダー・ザ・シー」のエリアは、完全な屋内施設です。冷暖房完備で、悪天候の影響もまったくなく、真冬や真夏でも快適に遊ぶことができます。
 その名のとおり「海底」をイメージしてつくられており、海草や海の生物など、さまざまなモチーフが使われています。お子さんでも安心して楽しめる、マーメイドラグーンのアトラクションは以下のとおりです。

屋内エリア(アンダー・ザ・シー)
・ジャンピン・ジェリーフィッシュ(補助なしで座れない子は利用不可)
・ブローフィッシュ・バルーンレース(補助なしで座れない子は利用不可)
・アリエルのプレイグラウンド(利用制限なし)
・マーメイドラグーンシアター(利用制限なし)
・ワールプール(補助なしで座れない子は利用不可)

屋外エリア(アバブ・ザ・シー)
・フランダーのフライングフィッシュコースター(3歳未満利用不可)
・アリエルのグリーティンググロット(利用制限なし)
・スカットルのスクーター(補助なしで座れない子は利用不可)

 また、まだよちよち歩きの小さなお子さんの場合におすすめなのは、「スターフィッシュ・プレイペン」という場所。ここは床が柔らかいスポンジ状になっている場所で、靴を脱いで上がります。海の生物の形をした、スポンジの柔らかい積み木などで遊ぶことができます。
 ここはめずらしく、「逆年齢制限」があり、7歳未満の子どものみが利用できます。ただ、厳格に入場整理されているわけではありませんので、まだ赤ちゃんに近いお子さんは注意してください。
 また、この奥のエリア「マーメイド・シースプレー」という場所は意外な穴場。動物の人形から、不規則に水が出てくる遊び場です。しかも噴き出す量は結構多め。特に夏の時期は着替えを持参して、お子さんを遊ばせてもいいでしょう。
 マーメイドラグーンは午後から混雑してくる傾向があります。比較的空いている午前中の早めの時間帯に行くのがおすすめです。

シーには子どもも安心なアトラクションが充実

 マーメイドラグーン以外なら、次のアトラクションもおすすめです。小さなお子さん(主に未就学児以下)でも、ほぼ100%、安心・安全に楽しめるはずです。

ヴェネツィアン・ゴンドラ
ゆっくりと進む船の旅。ただし夜になると子どもは怖いと感じる可能性も。
ビッグシティ・ヴィークル
歩くくらいの速度で進む自動車でパークを周遊。季節によっては、複数コースがあるので確認を。
トイ・ストーリー・マニア!
ライド(乗り物)が回転する場面があるので、ひとりで座れない子は注意を。
ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ
高架電車の旅。移動時間は短いのですぐに終わってしまう。
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン
「片道運行」と「パーク1周」コースがある。ケープコッドからの1周がおすすめ。
タートル・トーク
亀のクラッシュと話ができる。会話ができない小さなお子さんでも楽しめる。
キャラバンカルーセル
いわゆるメリーゴーランド。子どもには、ジーニーがついた乗り物の人気が高いので早めに並ぶほうがいい。



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