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【 ♯無料公開】『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』著/みっこ⑥  ーアフター6のモトをとる過ごし方ー

子供はもちろん大人が夢中になれる夢の国・ディズニーシー。世界初、「海」をテーマにしたディズニーパークとして誕生し、今年9月には18周年を迎えます。ディズニーシー・マニアのみっこさんが、十数年間にパークに通って集めた、細かな雑学や効率的な楽しみ方、意外に知られていないテクニックやトリビアが詰め込まれた本『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』を、今日から特別掲載(無料公開)していきます。「ワンランク上のディズニーシー」の楽しみ方を発見してください!
※本書の内容は2016年4月15日現在の情報をもとに構成しています。また、この内容は筆者独自の取材や見解に基づくものであり、公式のものではありませんのでご了承ください。
【隔日18:00に更新】

アフター6のモトをとる過ごし方

 夕方18時からのアフター6パスポート。平日の夕方から、気軽に遊びに行けるというのがいいですよね。しかしながらこのパスポート、実は相当割高なのです。
 ワンデイパスポートが7400円ですので、最大営業時間(8~22時)である14時間で割ると、単純計算で「1時間あたり530円程度」となります。
 一方、アフター6パスポートは対象の18時ぴったりから閉園ギリギリまでいたとしても4時間しか滞在ができません。同じように、価格の4200円を4時間で割ると、1時間あたりの料金は、1050円。ワンデイパスポートのほぼ倍となります。
 それなりの値段を払って入園したのに、食事をしてアトラクションにひとつ乗っただけで閉園時間になってしまった……というのでは、ちょっともったいないですよね。
 ここでは、アフター6パスポートで最大限楽しむためのポイントを紹介します。

⒈ 夕食を済ませてから入場する
 せっかくだから、パーク内で食事をしたい! と思う気持ちはわかります。ですが、18時すぎという時間は、パーク内のどのレストランも混雑がピークを迎えます。ハロウィーンなど、季節のイベントの開催時期は、平日でも相当な待ち時間になっていることがあります。
もしも18時にパークに入って、レストランが1時間待ち、そして食事をするのに1時間弱かかったとすると、滞在時間の約半分を食事にかけることになります。
 どうしても行きたいレストラン、または予約済みのレストランがあるならば別ですが、そうでなければあらかじめ済ませた上で入園するほうが時間を有効に使えます。

⒉ ファストパスが残っていたら必ず取る
 ほとんどの場合、アフター6で入園した時点でファストパスが終了しています。しかし、比較的空いている時期の平日なら残っているケースがあります。
 その場合、何よりも先にファストパスを取得しましょう。できれば、入園可能な18時前にはゲート前に到着し、56ページで紹介するアプリなどで事前にチェックしておくのが理想的です。アフター6の場合、スタンバイ列に並ぶことなくアトラクションに乗れるのは貴重なので、ぜひ有効活用しましょう。

⒊ アトラクションはショーの時間帯&閉園間際に攻める
 夜のメインショー(「ファンタズミック!」など)が開催されている時間帯は2~3割程度、アトラクションの待ち時間が減る傾向があります。特に「ファストパス対象ではないアトラクション」ほどその傾向が強くなります。
 気をつけたいのは、「夜のショーが終了した直後のファストパスアトラクション」。ファストパスを持っている方がショーを見終えた後、アトラクションに集中する傾向があります。その流れに乗ってしまうと混雑に巻き込まれるので注意しましょう。
 また、効率的に動きにくいという地形から、「奥地」のアトラクションは閉園間際の時間帯、極端に短い待ち時間になっていることがあります。アプリなどで、「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー」や「レイジングスピリッツ」などの待ち時間をこまめにチェックしましょう。

⒋ 夜のショーを見るのか見ないのか?
 いい位置で夜のショーを見るのが目的なら、テイクアウトできるフードを買ってきて食事をしながら待つのも楽しみ方のひとつ。
 しかし、アフター6を有効活用したいなら、長時間待ってショー鑑賞をするのは避けるのが現実的だと思います。夜のショーを見るのか見ないのか、また見る場合はどの程度(なんとなく見れればいいのか、しっかり見たいのか)かを、あらかじめ同行者と相談しておきましょう。

⒌ アプリを活用して情報収集&抽選を
 ディズニーリゾート公式のアプリは、現地でGPSをオンにしないと見ることができません。
 しかし、GPSをオンにすることなく、待ち時間を調べられる非公式アプリがたくさんあります。スマートフォンで、「ディズニーリゾート」などのキーワードでアプリを検索するとたくさん出てくると思うので、自分に合ったアプリを入手しましょう。
 アフター6で行くことが決まったら、あらかじめ同じ季節イベント、同じ曜日の待ち時間の傾向を調べておくと、当日の計画が立てやすくなります。非公式とはいえ、データ自体はかなり信頼できるので、参考になると思います。
 また、2015年秋から登場した、スマートフォンでショー鑑賞の抽選ができる公式アプリも、時間の節約に有効です。東京ディズニーリゾート内でGPSを起動し、入園したチケットを利用すれば、好きなタイミングで抽選ができます。
 ただ、抽選アプリの場合、会場で抽選をするよりも締め切りの時間が早いので要注意。
⒍ 買い物はボン・ヴォヤージュやディズニーホテルを利用
 閉園時間ギリギリまでパークで遊んだ後に、ミラコスタ内のショップやJR舞浜駅近くにあるショップ「ボン・ヴォヤージュ」でゆっくりと買い物をするというのもおすすめです。
「ボン・ヴォヤージュ」はパークが閉園する22時の、さらに1時間後、23時まで営業していますし、ホテルショップも同様の場合が多いです(営業時間は時期により変わります)。
 ただし、季節イベントの商品によっては、パーク内でしか販売していないものもありますのでご注意を。


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