プロから教わったウマイ焼酎の作り方とアレンジ方法
コロナ禍で外でお酒を飲むことが制限されている今、酒飲みさんはおうちで飲む機会が格段に増えたのではないでしょうか。
飲む人それぞれに好きなお酒、飲み方があると思いますが、今回はおうちでもできる、ウマイ焼酎の作り方やアレンジ方法をご紹介します。
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焼酎の蔵元に直接訊いた! ホントに旨い焼酎ロックの作り方
本格焼酎をロックで愉しむのもいいですね。美味しいロックを作る方法は「氷を入れて焼酎を注ぐだけ…」というほど単純ではありません。ポイントは「焼酎を少しずつ氷に垂らして、一気に冷やす」ことにあるといいます。
麦焼酎「青鹿毛」や「赤鹿毛」で知られる宮崎・柳田酒造の柳田正さんに、美味しいロックの作り方を教えてもらいました。
~作り方~
①角のない丸いグラスに氷を入れ、マドラーでグルグルと氷をかき混ぜます。
②グラスの表面が曇るまで何度もかき混ぜたら、溶け出した水を捨てます。
③焼酎を糸のような細さで少しずつ氷の上に垂らし、焼酎が氷の表面を伝わって落ちるようにします。
この一手間によって美味しいロックが作れるそうです。大事なポイントは「焼酎を一気に冷やす」こと。①と②でグラスをよく冷やし、③で氷を目がけて焼酎を少しずつ垂らすことで、焼酎を一気に冷やすことが可能になります。
この方法を使えば、焼酎バーに負けないキリッと冷えた本格派のロックを家庭でも簡単に作ることができるのです。
自宅でもこんなに旨い! 「焼酎の炭酸割り」の作り方
ウイスキーのハイボールや甲類焼酎を使ったレモンサワー、酎ハイなど、この夏は「炭酸割り」が大人気。芋、麦、米などを原料とした本格焼酎も例外ではなく、炭酸割りで美味しく飲むことができる。その上手な作り方を紹介します。
【作り方】
①グラスに氷を入れます。
②グラスに焼酎を注ぎます。
③炭酸が抜けないように、ゆっくりと炭酸水を加えます。
④軽く混ぜて完成。あまりかき混ぜないことが大事です。
ポイントは、炭酸を入れたらあまり混ぜないこと。焼酎と炭酸水の割合はお好みでOKですが、ベストな割合は焼酎:炭酸水が3:7の割合。
強いのが好きな方は焼酎多めの4:6。お酒が苦手な人なら2:8がおすすめです。レモンやライムなどの柑橘類を一緒に添えると、爽やかさで口当たりが良くなり、飲みやすくなります。
炭酸水をゆっくり注ぎ入れたら、一回りほど軽く混ぜるだけ。スタンダードは焼酎3:炭酸水7。これだけ覚えておけば、ちょうどいい口当たりの旨い炭酸割りを愉しむことができます。
大人気のレモンサワーはここまで進化している!
このところ、レモンサワーの勢いが凄まじい。都内では次々とレモンサワー専門店が誕生し、オジサン族はもちろんのこと、若者や若い女性たちにも大人気だといいます。
作り方も昔とは一変。「氷を使わず、冷凍したレモンを丸ごと使う」とか「レモンをすりおろして入れる」などと様々に変化しているが、実はこれらのレモンサワーはすでに常識。さらに一歩進んだ「進化系レモンサワー」が注目の的です。
その最前線といわれるのが、東京・恵比寿の「晩酌屋おじんじょ」。定番6種類、季節もの2種類のレモンサワーが人気を呼んでいるが、どれもハイレベルで、文句なしに旨いことが人気の秘密となっています。
ミント香るレモン酎
宝焼酎のレモンサワー用を使ったソーダ割りをベースに、ハチミツ漬けにした薄切りレモン数枚とフレッシュミントをトッピング。
ハチミツ効果による、ほんのりとした甘みが魅力の癒し系レモンサワーで、マドラーでガシガシとレモンやミントをつぶして、香りと風味を立たせると旨いです。
瀬戸田のレモン塩で酎
ブツ切りレモンをのせたレモンサワーにレモン塩ペーストが添えてあります。これは皮ごと塩漬けにし、1週間以上も熟成させたレモンで作られた自家製。好みの量を自分で調節でき、ソルティドッグ風にグラスの縁につけて飲むのも旨いです。まろやかな塩味が引き出すレモンの奥深い風味がクセになる。料理に付けて食べても美味ですよ。
▼データ
恵比寿・晩酌屋おじんじょ
東京都渋谷区恵比寿西 2‒2‒10 西牧ビル1F
☎03‒5784‒1775
家庭でホッピーを美味しく飲む方法「三冷」って?
プリン体や糖質制限など健康面の問題や、単純に金銭的な問題などでビールを敬遠する人が少なくない昨今、家庭で飲む晩酌はホッピーに限るという飲兵衛が増えているといいます。
では、ホッピーを美味しく飲むための秘訣があるのをご存知でしょうか? ホッピー愛好家の間では、もはや常識レベルかもしれないが、メーカー側でも推奨している「三冷」(さんれい)という飲み方があります。
三冷とは、「ホッピー」と「甲類焼酎」を冷蔵庫でよく冷やし、「ジョッキ」は冷凍庫でカチンカチンに凍らせる方法。
ホッピー、甲類焼酎、ジョッキという、いわば三種の神器を冷え冷えの状態にすることから「三冷」と呼ばれるますが、大事なポイントはここから先です。
要点を整理しておきましょう。
~「三冷」の上手な作り方~
①まずは冷え冷えのホッピー、甲類焼酎、ジョッキで準備。
②ジョッキに焼酎を注ぎ入れます。
③次にホッピーを泡が立つように勢いよく投入します。
ホッピーと焼酎の黄金比は1:5。この比率で作るとアルコール度数が約5%となって飲みやすくなります。
もうひとつのポイントは、味が薄まってしまうので、氷を入れないこと。三種の神器を冷え冷えにしておけば、氷は不要。さらには、自然に混ざるので、ガチャガチャとかき回す必要もないことを覚えておいてくださいね。
この手順で作れば、ホッピー本来の旨さを堪能できますよ。
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