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ディズニーで優雅にのんびり休憩を楽しむ方法 ~ディズニーの達人・みっこが教えてくれた㉔~

GWも終わって、落ち着き始めた五月下旬。ハッピーな気分を味わうためにディズニーリゾートへ出かけるのもひとつの手。でも、できるだけ混雑は避けたいもの。混雑しないスポットや、意外な楽しみ方を知っておきたい。そこでディズニーの達人・みっこさんに聞いた混雑回避テクニック本『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』の内容を本日から毎日、少しずつ特別掲載(無料公開)していきます。ならではの楽しみ方も満載です。【隔日18:00に更新】(『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』著/みっこ より引用)

夢の国には隠れたメッセージが満載

普通だったら見つからない、ディズニーのニッチな楽しみ

のんびり快適に過ごす休憩のコツ

 アトラクションやショーをはじめ様々なエンターテイメントが集結するパーク。できるだけたくさん回りたいところですが、一日中動いているのは相当体力を消耗するもの。混雑を避けてゆったりできる、人が少ない休憩場所や快適に過ごす方法を紹介します。

シアター系アトラクションは 一日の後半に

 広大なパークを歩き回ると消耗する、時間と体力。そのあたりも考慮に入れたうえでプランを立てたいものです。

  おすすめなのは、「ファストパスに対応していないシアター系アトラクション」は夕方や夜の時間帯に乗る事。
  このタイプのアトラクションは、1回の収容人員が多いため、長時間待つ事が一日中ほとんどありません。
  入園制限クラスの大混雑日は、一時的に60分程度待つ事もありますが、混雑が継続する事はまずないと考えていいでしょう。155ページにまとめたように、混雑時でも30分以下の待ち時間で乗れるものばかりです。
  とくに夕方から夜になると「いつでも入れる」状態になる事も多く狙い目です。
 30分前後の長い時間楽しめるものもあり、座ってゆっくりできるので休憩も兼ねられます。

  こうした理由から「一日のプランの後半部分に組み込む」のがいいでしょう。

【プラン後半に入れたいシアター系アトラクション】 
ディズニーランド
カントリーベア・シアター
混雑時待ち時間 10分程度

ディズニーランド
ミッキーのフィルハーマジック
混雑時待ち時間 30分以下

ディズニーランド
魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ〟アロハ・エ・コモ・マイ!〟 混雑時待ち時間 10分以下

ディズニーシー
アウト・オブ・シャドウランド
混雑時待ち時間 20分以下

※待ち時間は入園制限クラスの混雑時をイメージ。

ピクニックエリアで優雅に軽食を

 様々なタイプのレストランやワゴンフードがあるパーク。しかし、混雑時はどこも長蛇の列ができます。ひどい場合は、座るところさえ見つからない事もあります。 
 そんな中、「イスやテーブルがあり、パーク内が大混雑でもほぼ間違いなく空いている場所」があります。それは「ピクニックエリア」です。
 「ピクニックエリア」は両パークにあります。元々は、食事の持ち込みが禁止されているパーク内にお弁当等を持ってきてしまったゲストがいる場合、そこで食べてもらう、という目的で用意された場所です。
 ディズニーランドのピクニックエリアは入園ゲートに向かって左端、JR舞浜駅から徒歩で来た場合は、スロープを下りきったあたりの左側にあります。
 一方、ディズニーシーのピクニックエリアは2ヵ所。パークエントランス・ノース(ノースゲート)とパークエントランス・サウス(サウスゲート)に分かれた入園口のそれぞれにあります。
  規模は小さいながら、持参したお弁当はもちろん、パーク内で買ったフードをここまで運んで食べる事もできます。
  入園ゲートに比較的近く、パーク内から運びやすいフードは、ランドであれば「リフレッシュメントコーナー」や「スウィートハート・カフェ」のホットドッグやパン、サンドウィッチ等、シーでは「マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー」のパンやサンドウィッチ等でしょう。
 これらの店舗は、袋や紙のボックスも用意されているので、持ち運びたい旨を伝えれば対応してくれます。
 ピクニックエリアは悪天候時には使えませんが、基本的にはいつでも利用可能。新緑の時期や桜の時期は、パーク内では味わえない楽しみ方もできます。


「午後3時に仮眠」が 絶対におすすめな理由

 広大なパークで過ごすには、しっかり休憩をとる事が重要。一日中動き回れる、体力のある方は問題ないと思いますが、小さなお子さん連れのパパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんはそういう訳にはいきません。
  車で来園している場合、一番シンプルな体力回復方法は、「午後3時前後に車で仮眠をとる」事。朝から訪れているとちょうど疲れがたまるこの時間帯に、しっかり1時間程度の仮眠をとると体力はかなり回復します。

  また「午後3時前後」に休憩するのには、こんな理由もあります。
  週末や祝日であれば午後3時から入園のスターライトパスポートのゲストが増え、パーク内がやや混雑します。なおかつ、混雑時や週末は「ほぼすべてのファストパスの発券が終了」している時間。
 ファストパスがない場合、長時間待ちになっているアトラクションに並ぶ必要が出てきます。夜のショーやパレード等の場所取りにもまだ早いです。  ですので、このタイミングでの休憩が最適と言えるでしょう。パーク内での休憩ももちろんいいと思いますが、車に戻るタイミングでおみやげを買っておけば荷物を持って回る必要がなくなり、閉園間際のショップの大混雑も回避できます。
  夏場にチョコレート系のおみやげを買う際は、余裕があるならば、保冷剤が入ったクーラーボックス等を車に用意しておくと安心だと思います。

  せっかくパークに来ているのに仮眠なんてなんだかもったいない……と思うかもしれませんが、効率的にパークを回るためにも大切な要素だと思います。


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