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ディズニーで出会える、ちょっぴり残念だけどめずらしい 「ライドショット」のレアシチュエーション

ディズニーの達人・みっこさんに聞いた混雑回避テクニック本『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』の内容を本日から毎日、少しずつ特別掲載(無料公開)していきます。ならではの楽しみ方も満載です。(『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』著/みっこ より引用)


『スター・ウォーズ』ファン必見! 一瞬のこだわり

 かなり詳しい方でも、なかなか気が付かない細かなこだわりもあります。とくにマニアックなのが、ディズニーランドの「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」。
 ご存じ、映画『スター・ウォーズ』シリーズが舞台となっています。乗り場に向かう途中にある大きなスクリーンに映る映像に注目してみてください。
 その中に「スペースポートのライブ映像」というものがあります。画面右下には小さな文字で「LIVE」と表示され、さらにその下に『スター・ウォーズ』の世界で「オーべラッシュ」と呼ばれる記号のような文字で、「→三△1138」と表示されます(近い文字で代用しています)。
 文字はアルファベットに対応しているので変換ができます。すると出てきた文字は「THX‒1138」。
  これは、映画『スター・ウォーズ』シリーズの監督、ジョージ・ルーカスのデビュー作となったSF映画のタイトルです。
 「THX」「1138」という文字は、ルーカスが関わった映画に度々登場します。例えば、同映画に登場する車のナンバープレートは「THX‒138」。後に彼が設立した映画の管理会社の社名も「THX」です。
 『スター・ウォーズ』シリーズにも度々登場するので、それがこのアトラクションにも現れているのですね。
  短い時間しか流れない映像に、小さな文字。さらにこの場所を通る時に映像が流れるかどうかは運次第。
 こんな難しいタイミングに、小さなこだわりが隠れています。

ちょっぴり残念だけどめずらしい 「ライドショット」のレアケース

 パークを訪れた記念に購入するおみやげ。世界にひとつしかない「一点モノ」といえば、本書にも度々登場している、アトラクションの途中に撮影された写真を購入できる「ライドショット」です。
  ディズニーランドでは「スプラッシュ・マウンテン」、シーでは「タワー・オブ・テラー」と「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」で購入する事ができます。
 このライドショット、通常であれば自動で撮影されますが、まれに機械本体にエラーが生じたり、乗車しているゲストが危険行為や公序良俗に反する行為(裸になる等)をした場合、モニターに写真が表示されず購入できない事があります。
 購入する予定だった方は、自分の写真が表示されなかったら非常に残念ですよね。
  この場合、モニターには撮影ができなかった旨が表示されるのですが、アトラクションの個性が出ていてなかなか面白いのです。

  もちろん見ずに済むほうがいいのですが、もしもこの画面が表示されたら、それはそれでかなり貴重と言えるかもしれませんね。


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