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社長のひらめきで誕生!この時期ならではのアイデア弁当 小林しのぶの「駅弁含哺鼓腹(がんぽこふく)」 マスクで手まり寿司/大洗駅

雑誌『一個人』編集部です。
毎回選りすぐりの「1駅弁」を”駅弁の女王”小林しのぶさんに紹介していただいています。今回のお弁当は「マスクで手まり寿司」。写真をみるとひとつひとつラップに包まれた、色とりどりの手まり寿司がかわいらしいですね。
さて、どんなお弁当なのでしょうか?


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なんとも大胆なネーミングの弁当です。掛け紙にも大きく「マスク」の文字。弁当名に堂々と”マスク”が入っているのです。

手まり寿司外装.jpg2


「やったね、社長」。私はにんまりほくそ笑みました。茨城県大洗町の弁当店「万年屋」の鈴木良成社長なら閃きそうなテーマです。

鈴木社長は、いつも攻めの体勢でを次々と新作弁当や惣菜を企画しています。その内容はまた別の機会に紹介するとして、いま、コロナ禍においてどんな弁当が必要か、じっくり考え、そして気づいたらしいです。

「マスクで手まり寿司」、つまりマスクをしたまま片手で食べられる弁当を生み出しました。

WBS取材風景


8分割された容器には、まさに手まりのようにまん丸の寿司が鎮座しています。ひとつの手まり寿司のサイズは、女性のてのひらに乗るぐらい。コロンと可愛いです。ひとつひとつがラップに包まれていて、箸はありません。

ひとつ持ち上げ、ラップを半分くるりと向いて片手に持ち、空いてるほうの片手でマスクをヒョイと持ち上げてパクリと口に入れます。すぐにマスクを戻してもぐもぐもぐ。

う、うまいっ! 寿司が一瞬しか見えなくても味のよさはよくわかります。
 唾液も飛ばない、会話も大丈夫、それもマスクをしたまま食べられるからです。
 
手まり寿司は常陸牛の肉巻きが3種類、常陸牛のそぼろ寿司が4種類(土浦産紅白レンコン、茨城県産花人参、枝豆)、そして茨城県産サツマイモの茶巾が入ります。常陸牛のうまみと寿司めしがよく合います。これは新しいですね。

写真_県産野菜と常陸牛.jpg2


しかもこの「マスクで手まり寿司」は全国発送が可能なのです。どこにお住まいの方でも味わえます。やさしいですね、鈴木社長。
 ちなみに常陸牛シリーズは第一弾。第二弾も企画しているそうなので楽しみです。

マスクで手まり寿司
1,480円(予約にて大洗駅、アクアワールド・大洗水族館で取り置き可能)
取り寄せは4個7200円(送料込)/万年屋/(029-267-5104)
通販サイト https://mannenya.stores.jp/


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