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中国からこんにちは-40男のJUNKレポート ※一部エロ有

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中国在住・40過ぎの元雑誌編集者が、日本とアジア(主に中国)を飛び回って見聞きし、思ったことや感じたことを徒然とお届けするカオスなマガジンです。 ピュアな純愛ネタからセックス関連…
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2019年7月の記事一覧

日本凋落を、誰よりも悲しむアジアの日本語学習者たち【アジアン・レポート】

せっかく学んだ日本語が、ある日、何の役にも立たなくなる「日本いい国強い国、世界に輝く偉い国」  などと言ってアジアの盟主を自認し、世界に戦いを挑んだ挙げ句、コテンパンに敗れ去った戦前の我らがニッポン。もう二度と戦争しまいと心に誓い、奇跡的な復興を遂げて再びアジアに君臨したが、あろうことか爆発的な経済成長を遂げた中国にその座を奪われ、今日に至っている。  豊かであることには変わりはない。でも、もうどう背伸びしても金の面では中国に敵わない。そんな状況を「今に見ておれ」と歯ぎしり

報告書:わたしが出会ったスピリチュアルな人たち

それは、ある自称シャーマンとの出会いから始まった… 眼の前に未知のものがあるとする。果たしてこれは身体に良いものか、悪いものか…。普通ならば触ってみたり、匂いを嗅いでみたり、またネットで調べたりするものだが、ある人生の大先輩は自分に対してこう言い放った。 「ええもんか悪いもんか、そんなん吸ってみたら一発で分かるんや!」  スピリチュアルの世界ではちょっと名の知れた存在にして、自らシャーマンを名乗るその御方は、庭に生えている花やら野草やら、なんでも乾燥させてタバコのように吸

ブームに水を差して恐縮ですが…「“偽”タピオカ」と「“毒”タピオカ」について

 かわいいし、みんなが飲んでるから私も飲む!  そんな調子で若い女子の間で大流行中のタピオカミルクティーは、今や流行りの店ともなれば数時間並ぶことも当たり前。しかし、彼女たちは恐らく知らない。並んでまで飲もうとしているそのタピオカが、偽物かもしれないということを…。   それに対して、タピオカミルクティー発祥の地である台湾はもちろん、今やこちらが本家と言わんばかりの勢いて街中タピオカ飲料だらけの中国本土の人々は、ちゃんと疑う。 「これ、何か混ざっているんじゃ?」  しっか