極私的・心に残る言葉(外国人編)
-20代フィリピーナ/黒人のゲイ/中国人留学生-
ひとつの言葉が、心を動かす。
「Yes,we can」とか「I shall return」なんていう大仰な言葉でなくとも、ふと耳にした誰かのひと言がずっと頭から離れず、その人の一生を左右する…なんてことが、たまにある。
だいたい記憶に刻まれる言葉というのは、自分の心をざっくりえぐるような痛みを伴うものだったりする。
40も過ぎると子供の頃の思い出なんて曖昧になってきて、小学校低学年の記憶なんぞきれいさっぱり忘れてしまうものだが、担任の教師から激しい折檻とともに受けた