日本凋落を、誰よりも悲しむアジアの日本語学習者たち【アジアン・レポート】
せっかく学んだ日本語が、ある日、何の役にも立たなくなる「日本いい国強い国、世界に輝く偉い国」
などと言ってアジアの盟主を自認し、世界に戦いを挑んだ挙げ句、コテンパンに敗れ去った戦前の我らがニッポン。もう二度と戦争しまいと心に誓い、奇跡的な復興を遂げて再びアジアに君臨したが、あろうことか爆発的な経済成長を遂げた中国にその座を奪われ、今日に至っている。
豊かであることには変わりはない。でも、もうどう背伸びしても金の面では中国に敵わない。そんな状況を「今に見ておれ」と歯ぎしり