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知る人ぞ知る 4つのディズニーマル秘情報 ~十数年、年間パスポートでディズニーに通う達人・みっこが教えてくれる⑧~

2019年のGW(ゴールデンウィーク)は10連休。夢の国・ディズニーランドに出かける人も多いはず。ただ混雑が予想されること必至な時期。そこでディズニーの達人・みっこさんに聞いた混雑回避テクニック本『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』の内容を本日から毎日、少しずつ特別掲載(無料公開)していきます。【毎日18:00に更新】

ディズニーで待ち時間0分で快適なスポットがある!

空いている アトラクションから読み取る裏ワザ

1. シングルライダーは レイジングスピリッツがおすすめ 

短縮時間/最大100分程度(混雑時)
有効な時間帯/終日

 アトラクションに空席ができた場合、その空席にひとり乗車のゲストが乗る事ができるという「シングルライダー」制度。
 様々なサイトや本等でも紹介される事が増え、認知度の高い「究極の時短テクニック」と言えます。
 タイミングがよければ、スタンバイ列に並んだ場合2時間待ちになるアトラクションでも、「シングルライダー」制度を使えば10分程度で乗れる事があります。
 現在、ディズニーシーの「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタル・スカルの魔宮」と「レイジングスピリッツ」、ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン」で実施されています。
 有効な手段であるのは確かですが、近年は周知されてきた事もあり、入園制限クラスの混雑日になると、アトラクションによっては「シングルライダー」でも1時間程度待つ場合もあります。
 待ち時間が表示されないため、奥まで並んでみたらものすごく混雑していた……という場合もあります。
 混雑日に利用する際は、入口のキャストに待ち時間の目安を確認してみてください。
 制度の性質上、「○分」とはっきり答えてはもらえないかと思いますが、確認せずに並ぶよりも、参考になると思います。
 また、待ち時間のほか、「ひとりで乗る事への抵抗の感じにくさ」も重要なポイントです。それぞれ、下の表にまとめたような特徴があります。筆者の主観ですが、総合的なおすすめ度を5段階で示してみました。

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 その中で「レイジングスピリッツ」は、乗車中、隣のゲストの顔がまったく見えなくなりますので、ひとりで乗る事に抵抗を感じにくいでしょう。
 カップルや家族、友人グループと一緒にパークを訪れ、別々に乗る事になっても楽しめると思います。「シングルライダー」で「時短」するにはとくにおすすめのアトラクションです。


2. 出口までの移動距離は 並ぶ列で決まる 

短縮時間/5分程度
有効な時間帯/終日

 アトラクションのどの列を進むかによって、移動距離の長さに差が出る事があります。ここでご紹介する「法則」は自分で選ぶ事はできないものの、知っておくとちょっと得した気分になれるかも?

☆ビッグサンダー・マウンテン(ランド)

 スタンバイ列の終盤にあるスロープを下ると、「左右ふたつのホーム」がある乗り場にたどり着きます。このホームからゲストを乗せた列車は出発し、スリリングなコースを走ってまた戻ってきます。
 この際、「左側のホーム」から出発するほうが少しだけお得。列車は基本的に、出発したホームとは反対側のホームに到着します。右側で降車すると出口までの距離が短いため、「左側のホームから出発したほうが早く出られる」事になります。 

☆タワー・オブ・テラー(シー)

 建物内に入り、キャストへファストパスを渡す場所を過ぎると左右の部屋に分かれます。どちらの部屋も同じですが、その先、1階と2階に通路が分かれ、エレベーターの乗り場へ進んで行きます。
 この際、「右側の部屋は1階」に、「左側の部屋は2階」になります。2階だと階段の上り下りの必要があるため、「右側の部屋」のほうが若干楽かもしれません。

☆インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮(シー)

 アトラクション終盤、ライドの降り場が左右に分かれます。この際、「右側」だと階段を上って反対側に降りるかたちになりますが、「左側」だと降りてすぐ「記念のライドショットを写したモニター」が並ぶ場所に出られます。降り場へ到着する際、前のライドが少ないほうに自動的に進むので、左側が空いていればラッキーですね。


3. 駅が混雑していたら 「北口」にまわろう

短縮時間/30分~1時間程度(大混雑日)
有効な時間帯/閉園後1時間程度

 ディズニーリゾート最寄りのJR舞浜駅。入園時はゲストが訪れる時間帯が比較的分散するため、混雑する事はそれほど多くありませんが、問題は帰りです。
 とくに季節のスペシャルイベント等で人気シーズンの週末や連休等は、夜のエンターテイメント終了後や閉園時間を過ぎる頃、パークや駅周辺は想像を超える大混雑になります。
 ひどいケースでは「駅構内への入場制限」がかかる事もあります。

 この時の対処法として意外に知られていないのは、JR舞浜駅の「北口」を利用する事です。
「パーク側を向いている南口」は大混雑でも、「北口」からはスムーズに入れる事があります。
 JR舞浜駅の改札に向かって右側にコンビニエンスストアがあります。ほとんどの方は気が付かないかもしれませんが、実はその脇に通路があり、「北口」へ通り抜ける事ができます。  

 一番大切なのはできるだけ大混雑する帰宅時間を避ける事ですが、もしも混雑の波に巻き込まれてしまったら、こうした対処法もありますので覚えておくと役に立つかもしれません。  


4.リゾートラインの時短は「2番目 の扉」「車イスマーク」の車両

短縮時間/2分程度
有効な時間帯/終日

 ふたつのパークとイクスピアリ、オフィシャルホテルを結ぶモノレール「ディズニーリゾートライン」。両パークを利用するゲストや2パーク年間パスポートを持っているゲストにとっては、利用頻度の高い移動手段です。  ほんの少しですが、歩く距離と時間を短縮するテクニックがあります。JR舞浜駅から乗る場合、ほとんどの方が「リゾートゲートウェイ・ステーション」(JR舞浜駅直結)を利用すると思います。同駅の改札を通り進むと、「手前左側のエスカレーター」と「奥の階段脇にあるエスカレーター」のふたつがあり、前者で上るほうが移動距離が若干短めです。
 そして、出発する際に乗る車両の位置もポイントです。どの駅で降りるかによって乗るべき車両は変わります。 

☆東京ディズニーランド・ステーションで降りる場合

 前述の「手前左側のエスカレーター」を上りきった左側に、車イスマークがあります。このマークの位置の車両に乗ると、東京ディズニーランド・ステーションでの降車時、中央改札口の目の前に停止します。 

☆東京ディズニーシー・ステーションで降りる場合

 リゾートゲートウェイ・ステーションで「先頭または最後尾の車両から数えて2 番目」の出口(ドア)に乗りましょう。降車時、階段の前に到着するのでスムーズです。
 また車イスやベビーカーを利用する方は、前述の車イスマークの位置から乗ると、ちょうどエレベーター前で降車できます。
 時折、ホームに1メートル四方くらいの板のようなものを持ったキャストが待機している場合があります。これは車イスのゲストの乗降をスムーズにするものなので、このキャストが待機している時は配慮しましょう。



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