ディズニーの大混雑なトイレの問題解消法 ~十数年、年間パスポートでディズニーに通う達人・みっこが教えてくれる⑦~
2019年のGW(ゴールデンウィーク)は10連休。夢の国・ディズニーランドに出かける人も多いはず。ただ混雑が予想されること必至な時期。そこでディズニーの達人・みっこさんに聞いた混雑回避テクニック本『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』の内容を本日から毎日、少しずつ特別掲載(無料公開)していきます。【毎日18:00に更新】
大混雑でも、 絶対空いているトイレ
短縮時間/30分程度(混雑時)
有効な時間帯/終日
平日休日問わず、混雑している事が多い東京ディズニーリゾート。ここでは「トイレの混雑」を回するためのコツをご紹介します。
☆ディズニーランドならトムソーヤ島
ウエスタンランドにあるトムソーヤ島のトイレは、ほぼ混雑している事がありません。理由は「トムソーヤ島いかだ」を使わないと行けない場所にあるうえ、建物や看板が非常に目立たないため。
「トムソーヤ島いかだ」の発着場の「すぐ目の前」にあるにもかかわらず、存在に気付かないゲストが多いため、非常に空いているのです。
もちろん、いかだで島に渡らなければなりませんが、移動時間だけを考えれば3分程度。
他のトイレが長蛇の列になっている場合は考えてみてもいいかもしれません。
☆ディズニーシーならS.S.コロンビア号
アメリカンウォーターフロントの豪華客船、S.S.コロンビア号の3階(Bデッキ)にあるトイレは、この船の上部に足を運ぶゲストしか利用者がいません。
パークの公式ガイドマップにもトイレの表示がないため、存在さえほとんど知られていないのです。
船の3階まで上がる必要があり(エレベーターがあります)、個室数は少ないものの、緊急時には助かります。
☆お子さんがトイレを我慢できない時は「ベビーセンター」へ
大人ならなんとか我慢できますが、困るのは小さなお子さんです。
パーク全体に分散してトイレが設置されているシーでは、長蛇の列になる事はまれですが、ランドでは混雑日に長い列ができる事がよくあります。
そんな時は「ベビーセンター」へ。ベビーセンターは、小さなお子さんのおむつ替えをしたり、食事を与えたりできる場所で、お子さん専用のトイレもあります。トイレを利用できるのは基本的にベビーセンター利用者のみです。
ランドにはワールドバザールとトゥーンタウンの2ヵ所、シーにはメディテレーニアンハーバーに1ヵ所にあります。
☆トイレがあるレストラン
トイレが見つからない時はキャストに聞くのが一番です。最寄りのトイレを丁寧に教えてくれます。
ただし、実はキャストが教えてくれるのは「物理的に一番近いトイレではない」事が多いのです。 なぜかというと、教えてくれるのは、あくまで「単体のトイレ」。
最寄りのレストラン内にあるトイレのほうが実は近かった……という事があります。パークの公式ガイドマップにも、レストラン内のトイレまでは記載されていません。
混雑時にはレストランへの入場が制限される事もあり、基本的にはレストラン利用者のためのものですが、いざという時のために覚えておくと便利です。
レストラン内にあるトイレを下記にご紹介しますので参考にしてみてください。
開園間際の穴場のトイレは ディズニーホテル
短縮時間/30分程度(混雑時)
有効な時間帯/開園30分前~開園
開園を待つ時にも悩みの種となるのがトイレ問題です。
ディズニーランドもディズニーシーも、パーク入口周辺のトイレがもっとも混雑する時間帯が開園直前です。
女性用トイレは30分以上並ぶ事もあり、せっかく開園前に到着しても、トイレ待ちをしている間に開園してしまった……という事もよくあります。
☆開園時間間際のトイレは駅で!
そこで、開園時間間際に到着した時は「パークの手前にあるトイレ」を利用しましょう。
これらのトイレは比較的目立たない場所にあり、混雑している事があまりありません。
足早にパークに向かいたいところだと思いますが、JR舞浜駅やリゾートゲートウェイ・ステーション等を利用しましょう。パーク入口付近のトイレは確実に長い行列ができていますので、ここで済ませておくのが賢明です。
☆緊急時はディズニーホテル
それでも、入園間近に突然トイレに行きたくなる事や、小さなお子さんが我慢できなくなる事もあると思います。
そんな緊急時に使えるのが、ディズニーホテルのトイレ。ランドであれば東京ディズニーランドホテル、シーであればホテルミラコスタのロビーフロアです。
東京ディズニーランドホテルは、ランド側からホテルに入り、階段を上った2階ロビー左側の廊下、ミラコスタは正面玄関から入り右側にトイレがあります。
ホテル宿泊者は、基本的に自分の泊まっている部屋でトイレを済ませてきますので、ロビーフロアのトイレは開園時間間際でもほとんど並んでいないのです。
言うまでもなく、基本的にホテル利用者のための施設です。節度をもって利用すべきですが、いざという時には覚えておくと役に立つと思います。