TDLで「システム調整」が起きたら実はチャンス ~十数年、年間パスポートでディズニーに通う達人・みっこが教えてくれる②~
2019年のGW(ゴールデンウィーク)は10連休。夢の国・ディズニーランドに出かける人も多いはず。ただ混雑が予想されること必至な時期。そこでディズニーの達人・みっこさんに聞いた混雑回避テクニック本『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』の内容を本日から毎日、少しずつ特別掲載(無料公開)していきます。【毎日18:00に更新】
待ち時間を劇的に短くする
年間を通じて多くのゲストが集まるディズニーリゾート。人気アトラクションは混雑日には2、3時間を超える待ち時間になる事も……。ここでは効率良く遊ぶテクニックをご紹介します。ひとつひとつは小さくても、積み重ねれば大きな時間短縮につながるはず。
「システム調整」が起きたらチャンス
短縮時間/最大180分程度(アトラクションによる)
有効な時間帯/終日
不具合が生じたり、安全装置がはたらいたりした場合等に、アトラクションやショーが一時的に中止になる事があります。これは「システム調整」と呼ばれます。
原因は、機械的なトラブルによる場合や、単にゲストが落とし物をしてしまった場合等様々です。アトラクションで「システム調整」が起きると、スタンバイもファストパスも含めて、ゲストの案内は中止になります。
「システム調整」が生じた際、「短時間で復旧するケース」と「そのまましばらく復旧しないケース」があります。後者のケースでも、終日そのまま動かなくなる事はほとんどありませんが、それでもかなりの時間を要する場合があります。
また、目処が立ったとしても、復旧の時間はゲストに告知されません。ディズニーリゾートの公式ウェブサイトでは「一時運営休止中」等の表示になり、アトラクションの入口にキャストが立ち、その旨の説明がされ続けます。
お目当てのアトラクションに乗れなくなってしまう「システム調整」。ゲストにとってはデメリットですが、うまく利用すれば、待ち時間ほぼなしで人気アトラクションに乗れる事もあります。
コツは「アトラクションの復旧直後を狙う」事
復旧直後は、突然アトラクションへの案内が始まり、言ってみれば「開園時と同じ状態」になります。並んでいる人がいなければ待ち時間0分で乗れてしまうのですね。
現実的には、そのタイミングを見極めるのは非常に難しいですが、兆候はあります。「システム調整」時はアトラクションの入口や周囲が閉鎖されますが、復帰直前になるとこれらが開けられ、スタンバイ列を整理するキャストが多数現れます。
状況を公式ウェブサイトで見て気にしておくといいかもしれませんね。
なお、ファストパスの対象時間が「システム調整」中に重なっていた場合、復旧後は「閉園までいつでも使用可能なファストパス」になります。すぐに使う必要はありませんので、好きな時間に使いましょう。