note開設3ヶ月-KKベストセラーズの決意表明的な雑文です-
早いもので、私たちがnoteをはじめて約3ヶ月が経ちました。
女性向けコンテンツ、プロ・アマを問わない執筆者たち、ちょっと雑な100万円キャンペーン企画、『もっと読んでほしい』本の無料公開(※現在は有料)、閲覧注意なアングラ記事、犬と人の感動長編小説etc...
といった感じで、これまでのところ雑多なコンテンツ配信をしています。
たいへん嬉しいことに、少しづつフォロワーさんが増えてきましたので、この辺りで自己紹介じみたことや今後のプランについてなど、少しだけ書かせていただきたいと思います。
『KKベストセラーズ』って?
私たちは、歴史はあるけどそれほど規模の大きくない、負けず嫌いで、本と悪ノリが好きな編集者の多い出版社です。
これまで多くのジャンルでベストセラーに恵まれ、『六星占術』(著・細木数子)がギネス記録になったり、恥ずかしながら「下着を付録にした雑誌」が話題になったこともありました。
直近ではありがたいことに、日本マクドナルド創業社長・藤田田さんの本などが好評をいただいています(←浮かれて社員総出で渋谷に行きマックカードをバラ撒いて騒いだりもしました)。
もちろん、永くご愛顧いただいている雑誌『歴史人』『一個人』などは変わらず元気ですし、これから刊行を予定している弊社らしい媒体ラインナップ(noteでも随時お知らせしていきます)も強力で、私たち自身が誰よりもこれらの刊行を楽しみにしています。
ですが、
私たちはちょっとした「悩み」といいますか「弱点」を抱えています。
それはズバリ…出版社のクセに「極度の発信下手」であることです。
おもしろい本や企画を考えることは大好きだし、わりと得意なのですが、それらを皆さんに「知ってもらうこと」がちょっと苦手なのです。
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だから、noteをはじめました
じつは昨年、弊社では私たち社員もひっくり返った突然のオーナー交代劇、つまり前社長親子のトンズラぶっこき事件が起こりました。
これは当時結構なニュースになってしまったので、ご存知の方も多いかと思います。
もちろん実際の私たちは結構しぶといもので、現社長のもと、今日もすこぶる元気に本をつくっています。
ですが、自社ビルの売却~事務所移転を大きなきっかけに、業界内では「KKがヤバイらしいよ」といった、根も葉もないネガティブな噂が流れてしまった時期があったのも事実です(これは本当に止めていただきたい)。
だから私たちは今「ベストセラーズが面白い企画を考えていること、良い本・売れている本を刊行していること、結構大きめのプロジェクトがいくつか走っていること等をしっかり発信、アピールしていかなければいけない」と思っています。できれば、コンテンツを通して(←ここ、重要)。
これがnoteをはじめた理由の一つです。
今後はいわゆる「原稿」形式だけではなく、社内で進めているプロジェクトの進捗や、あまりお見せしたくない部分も含めて、編集業務の裏側なんかもnoteでコンテンツ化していくつもりなのでご期待ください。
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コンテンツが持つ可能性と価値を最大化したい
そして、noteをはじめたもう一つの理由。
というか、noteへ一方的に期待していること。
それは、書籍化を目標としながらも「本」という出口のみにこだわらず、いろんなクリエイターと一緒に、様々なスケールやターゲティングによるコンテンツをつくっていくことです。
う〜ん…我ながら「矛盾」しているというか、ちょっとわかりづらいですね。
つまり、noteというフラットな場を使わせてもらいながら、コンテンツの「実験」をしていきたいと考えているのです。
多様な人と価値観が集まるnote、大きなポテンシャルとセンスを持ったクリエイター、そこに、私たちが本づくりで培った経験やノウハウ(と、他社にはできない悪ノリ)がうまく作用すれば、きっと私たちだけでは創ることのできない面白いコンテンツがうまれ、そして、それらが予想だにしない転がり方をしてくれる予感がするのです(あくまで「予感」です)。
正直に言って、ここは手探りの部分も大きいのですが、NG無しで風呂敷と間口を目一杯に広げつつ、これからnoteで起こることや、新たな出会いを楽しみにしていることは偽らざる本音です。
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とはいえ…あくまで「らしく」やっていきます
などとカッコつけながらも、
実はそんなに戦略的に考えているわけではありません。
かといって、そんなに軽く考えているわけでもありません。
今後も肩の力を抜いて楽しみながら発信を続けていきますので、気が向いた時に立ち寄って、何かに触れて、何かを感じてもらえたら嬉しいです(というのが、本ノートで言いたかったことなのかもしれません)。
私たちがつくるコンテンツの全てを好きになってもらう必要はまったく無く、たまたま目に止まった一つの記事、ほんの一行の文章、たった一枚の画像でも、あなたにとって何かの「気づき」となるものを届けることができるよう、私たちは全力で知恵をしぼっていきます。
どうぞこれからもご贔屓に。
KKベストセラーズをよろしくお願いしますm(__)m
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追伸(WANTED)
という私たちですが、現在noteの運用やwebコンテンツ制作のお手伝いも含めまして、仲間を絶賛募集中です。
こんなご時世にも関わらず、出版社で本をつくりたいという奇特…もとい、志の高い編集志望の方はもちろん「出版社のwebを使って面白いことをやってみたい」といったプランナー的な方からのアプローチも大歓迎。
腕やセンスや熱意に自信のある方はお気軽にご連絡ください。
お話しましょう。
そして、もしもお互いにピンときてしまったら…それはもう、ぜひ一緒にお仕事しましょう!