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中国からこんにちは-40男のJUNKレポート ※一部エロ有

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中国在住・40過ぎの元雑誌編集者が、日本とアジア(主に中国)を飛び回って見聞きし、思ったことや感じたことを徒然とお届けするカオスなマガジンです。 ピュアな純愛ネタからセックス関連… もっと読む
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#life

スピリチュアル界の名もなき奇人たち

編集部のアイドルだった彼女は ある日、突然スピに目覚めた  -子宮浄化サロン、始めました-  かつての部下から届いた一通のお便りには、そんなことが書かれてあった。  差出人はもともとアルバイトとして編集のお手伝いをしてくれていた若い娘さん。しばらく消息不明になっていて、そういえばあの子どうしたかしらと思っていたら、うっかりスピリチュアルに目覚めてしまったようだった。  彼女の正確な年齢は覚えていないが、たぶん30半ばくらい。女子にとってはいろいろと曲がり角なお年頃、駆け込

『トリップアドバイザー』がお薦めするアジアのベスト・オブ・ビーチに行ってみた

旅行口コミサイトで味わった苦い経験 アジアNo.1リゾートアイランド・タオ島。そんな謳い文句に心揺るがされる人は、きっと多いと思う。  誰が決めたNo.1か?   これ、ご存知の方も多いと思うが「トリップアドバイザー」という世界で最も有名な旅行口コミサイトが毎年発表しているランキングで、タイのタオ島が選ばれたのは2014年頃。当時サラリーマンだった自分は休みが全く取れない生活を送っており、結局現地を訪れたのは2017年のことだった。  行ってみて、驚いた。ビーチはかろうじ

極私的・心に残る言葉(外国人編) -20代フィリピーナ/黒人のゲイ/中国人留学生-

 ひとつの言葉が、心を動かす。  「Yes,we can」とか「I shall return」なんていう大仰な言葉でなくとも、ふと耳にした誰かのひと言がずっと頭から離れず、その人の一生を左右する…なんてことが、たまにある。  だいたい記憶に刻まれる言葉というのは、自分の心をざっくりえぐるような痛みを伴うものだったりする。  40も過ぎると子供の頃の思い出なんて曖昧になってきて、小学校低学年の記憶なんぞきれいさっぱり忘れてしまうものだが、担任の教師から激しい折檻とともに受けた

“子宮起動マスターキー”を持つ男」・山田鷹夫が教えるモテの超極意

「死ぬまでセックス」を体現する男がいる。 山田鷹夫、68歳。新潟の山奥でひなびた暮らしを送りながら、快感を世の女性たちと分かち合うべく時に全国各地を行脚する性の伝道師である。  一見、というかどう見ても怪しげなルックスとは裏腹に、彼の身辺からは女性の姿が絶えることがない。  そこには異端とも言うべき「モテの超極意」が隠されていた…。 異形の性愛思想家が語った 直球勝負の性愛アプローチ 一度見たら忘れられないビジュアルである。スキンヘッドに尖ったアゴ、まるで農作業の帰りといわ

【閲覧プチ注意】女子よりも、女子らしく…女性にも感じて欲しいレディボーイ(オカマちゃん)の輝き

ニューハーフと10年付き合ったある先輩の話 地元の先輩に、ニューハーフの娘と10年付き合っていた人がいた。  それって、どういう感じなのかしら。当時まだ20代で世間知らずだった自分にはニューハーフなるものがいまいちピンと来ず、先輩からいろいろ聞き出そうと試みたが「いやーハハハ」などといっていつも話を濁されるのがオチであった。  まあしかし、普通ではないな。さすが先輩。といった感じで、よく分からないけれども一目は置いていた。  その先輩、実際普通ではなく、かつてビデオの宅配とい

ハードコア・中国人クリスチャンは中華の大地で神の国を夢見る-中国の地下教会に行ってきた-

クリスチャンの信仰心は受難によって磨かれる イスラエルの米大使館、エルサレムに移転決定。  もう昨年のニュースではあるが、世界の多くの人々がトランプ大統領を批難する中、当時自分の周囲にはこの一件を拍手喝采で称える人々、というかチャイニーズの皆さんがやたらと多かった。キリスト教右派、もしくはキリスト教原理主義のハードコア・中国人クリスチャンである。  筆者が中国でキリスト教に巡り合ってもうすぐ1年。主のお導きかそれとも聖霊さまのはたらきか、理由はまったく不明なれど、これまで

長生きしたかったらセックス・パートナーを借りなさい-豊かな性生活で不老長寿を手に入れる術-

 南米・ボリビアの首都ラパス。そこに、不老不死の研究に生涯を捧げる日本人セックス・サイエンティストがいる。  理学博士・関邦博、人呼んでドクター関その人である。潜水学から量子生物学まで専門分野は多岐に渡り、水中のノーベル賞といわれる「トライデント金賞」を東洋人として初めて受賞した世界的科学者である。  性科学にも深い見識を持つドクター関は、豊かな性生活こそ健康、そして長寿の源であるとして、セックスレスの傾向が著しい現代日本人に対して警鐘を鳴らし続けている。既に世界でも有数の

日本凋落を、誰よりも悲しむアジアの日本語学習者たち【アジアン・レポート】

せっかく学んだ日本語が、ある日、何の役にも立たなくなる「日本いい国強い国、世界に輝く偉い国」  などと言ってアジアの盟主を自認し、世界に戦いを挑んだ挙げ句、コテンパンに敗れ去った戦前の我らがニッポン。もう二度と戦争しまいと心に誓い、奇跡的な復興を遂げて再びアジアに君臨したが、あろうことか爆発的な経済成長を遂げた中国にその座を奪われ、今日に至っている。  豊かであることには変わりはない。でも、もうどう背伸びしても金の面では中国に敵わない。そんな状況を「今に見ておれ」と歯ぎしり

「生まれてきて、今が1番幸せだ」 と思える人生のために -40歳から始める国際恋愛のススメ①-

**メンヘラ女子とクズ男。  あるカップルが教えてくれたこと** 出版社で働いていた頃、職場にMさんという先輩がいた。ビジュアルは一見して懲役帰りのチンピラ系、でも一度として怒った顔を見たことがないほど心優しい人だった。そのMさんと自分の共通の友人に「タカ」というこれまた懲役ヅラの奴がいた。Mさんとは野外レイバーの聖地・インドのゴアで知り合ったらしく、自分がタカに初めて会ったのは日比谷線六本木駅の駅階段。初対面の自分に向かって、第一声で「な、なな、なんか持ってない?」とか言う

驚愕の0.00ミリ…「液体コンドーム」を試す勇気があるか!? -中国のSEX事情-

世界の性を知ると、日本におけるそれとの差に驚くことが多いものだが、特に中国は「マジで?」のレベルがひと味もふた味も違う。今回はそんな中国で流通している知る人ぞ知る「薄さ0.00mmのコンドーム」の実態に迫った。 果たして我が国はGDPに次いでコンドームの薄さでも抜かれてしまうのだろうか?  <執筆者プロフィール> ●もがき三太郎 日本で十数年、出版業界に従事する中で、やがて趣味と実益を兼ねた海外風俗遊びがライフワークとなる。校了前の週末弾丸ツアー時でさえも最低5人は行く豪腕

『中国野良人大図鑑』  13億人みんなイイ顔-たくましく生きる物乞いのイノベーション-

 異国を旅していると、必ずといっていいほど物乞いと巡り合う。むしろ、自分の場合は積極的に彼らを探して歩く。なぜなら、その出会いは時として世界遺産や美しい光景より、よっぽど心に残る思い出になることもあるからである。  物乞いとは、その国のある一部分を映し出す鏡のようなもの。救いの手を差し伸べるわけでもなく、己は単なる傍観者に過ぎないにしても、彼らの悲惨な姿から目を背けずにあえて鏡の中を覗き込むことで、見えてくる世界がきっとある…といったことを20代の頃から思い続け、物乞い観察を

いざ、日の丸背負って大陸ブラックツーリズムへ! 万里の長城より心に残る 「中国抗日遺産」への誘い

観光よりも刺激派のアナタへ  旅行の目的は人それぞれ。未だ見たことのない景色、新たな出会い、自分探し等々、求めるものはみんな違って当たり前だ。高い志を胸に国際ボランティアとして最貧国を巡る人もいれば、しょうもない買春トラベラーだっている。そんな目的の是非はともかくとして、やはり旅にはテーマがあった方がより楽しめると感じている。もっと言えば、体験した後に生涯脳裏から離れないような、どっしり心にのしかかる重いテーマを課してこそ、旅は真に価値のあるものになると筆者は考える。高いエア

ゆきゆきて-世界の風俗レポート-【仁義なき中国のSEX事情】

海を渡って大中華で春をひさぐ日本人風俗嬢 現代版・からゆきさんはチャイナドリームを掴んだのか!? <執筆者プロフィール> ●もがき三太郎 日本で十数年、出版業界に従事する中で、やがて趣味と実益を兼ねた海外風俗遊びがライフワークとなる。校了前の週末弾丸ツアー時でさえも最低5人は行く豪腕スタイル。現在は海外と日本を行き来しながら様々なメディアに風俗、ドラッグ、政治ジャンルの記事を寄稿している。 ■地方へ。そして世界へ。出稼ぐ風俗嬢 「ウチ来週から沖縄に武者修行いってくるんよ」